底辺奥様

精神障害2級(発達障害・統合失調症)・毒親(縁切り済み)・夫は某大手宗教3世(年収400万円台退職金なし)・借金200万以上(奨学金)なのに買い物依存気味・障害基礎年金2級(月7万)・稼げないから“理解のなかった”彼君との生活をルールズとかで何とかする・アラフォーだが家事は洗濯以外できない

書籍『すべてはノートからはじまる』が発達障害のライフハック失敗からの改善に役立ちそう

万年筆が高額なものは持てませんが好きで、でもノートに書くのは夫の悪口とカネの算段ばっかり。もっとマシなこと書きたいなと思って手に取った新書、『すべてはノートからはじまる』を読んでみました。

発達障害者が他の当事者のライフハックにトライして失敗し、自分なりのやり方を見つけるサイクルを回すヒントになる気がする内容でした。

 

ザックリとした内容

アナログのノートに書きこむことが、いかに役立つかをノート遣いのテクニックに触れながら(本当に軽くしか触れてなくて、気になったらググる必要あり)説明していく本です。

著者はメモやノート(アナログ・デジタル問わず)のライフハック本やタスク間リボンを書いてきた著者なので、他書もお勧めです。

そしてそんな著者から繰り広げられるノートの有効性や発展性の説明が、実際私たちがなにかにつまったとき、失敗した時、習慣化したいときどう思考し、改善していけばいいかの筋道になっているんですよね。

そのまま使えるものもあれば、咀嚼しなきゃいけないのも私にはありましたが、習慣化チャレンジを繰り返してきた私にとってはそうそう!って思える内容ばかりでした。流石ライフハック本作家、皆のボトルネックが分かるんだと思います。

だから、そこでノートを活かそうよ、って語り掛ける本です。

どんな風に役立ちそう?

3章はライフハックの内習慣化とノートについてなのですが、個々の内容がライフハック的には一番役に立つかなと。具体的なライフハックじゃなくて、そのやり方でつかえてしまったとき、どう変えていくか、そのことを思考&施行するのに役立つ思考の流れの見本という感じでした。

 

4章は読書ノートについてなのですが、こちらは他者をいかに内面に取り込むかということが多かったです。定型発達の考えを頭に取り込んでいくのに役立ちそうでした。ここはもう何回か読み込んで、著者の思考を活かしていけるようになりたいです。

 

5章は伝達ノートについてなのですが、こちらはむしろ発達障害当事者がやってほしい!と思うようなホウレンソウに使えるノートについて載ってました。でも職場のコミュニケーションにも活かせそう。

 

最後に

著者はこれらをノートでやってみようよ!って語りかける内容ですが、発達障害者は自分に合ったツールで色々試してみて、この本を手元に置きながらPDCAを回すとはかどりそうです。

でもフリガナないのでそこ無いとつらい方は注意。

 

むしろ、ノウハウの実践と失敗を通して得られる「自分はどのような特性を持った人間であり、どういうやり方ならばうまくいくのか」という理解のほうがはるかに自分の人生において汎用性があります。

 

 

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